永遠の若さと美貌を願い、湖神となった伝説の美少女。
田沢湖の湖畔で会うことのできる伝説の美少女「たつこ姫」。湖の深さと空の色で湖面の色を碧や藍へと変化。そこに佇む金色のたつこ姫。目にする物全てが調和し、神秘的なイメージを醸し出す。田沢湖は日本で水深が一番深く最大深度は約423m。湖は海と違い、山から吹き出してくるパワーをその水に溜め込んだ素晴らしいパワースポットとも言われてる。
伝説によると、田沢湖には八郎潟の八郎太郎がやってきて、辰子も八郎太郎の来訪に大変喜んだ。
「なんとこの湖ば水は綺麗で、山々もすばらしい。なにより辰子ばいっぺべっぴんだ。ここで一緒に暮らせたら、幸せだべなあ。」と八郎太郎は言い、辰子はその思いを受け入れたそう。
それから毎年、冬になると八郎太郎は田沢湖へ訪れた。主が留守の八郎潟は冬の間凍り、二人が同居する田沢湖は愛の熱で凍る事がなくなった。それどころか、愛の深さで田沢湖の水深はますます深くなったといわれている。
八郎太郎と辰子姫の二人に関係するこの神社は、知る人ぞ知る縁結びの神社だ。